目には青葉 山ほととぎす 初鰹 (素堂)
5月は、1年を通して最も心地よい気候と言えましょう。お堀を渡る風も緑に染まる13日(金)、第46回東燃本社OB会総会・懇親会は、総勢264名の方の参加をいただき、ホテルグランドヒル市ヶ谷において開催されました。
大橋幹事の司会のもとスタートした総会は、冒頭、この1年間に物故された11名の御霊に黙祷を捧げました。続いて、杉山会長から、今年最大の関心事は「会社の経営統合」であることから、『現行の手厚い援助も今後は予断を許さないが、当面は現状維持の活動を続けたい』との挨拶がありました。
次に議題の審議に入り、昨年度の活動報告並びに会計・監査報告が原案通り承認された後、役員改選では石田正志、大久保宏昭、小林廣3氏の退任と、中北雅博氏の選任が承認され、本年度の10名体制が発足いたしました。
ここで、ご多忙の中駆けつけられた小野田専務取締役より来賓のご挨拶をいただき、「経営統合」に関連して、『先方は当社のノウハウを高く評価しており、これは諸先輩方が築かれた伝統の賜物』とのお言葉があり、会員一同、現役時代からの矜恃を新たにしたものでした。
最後に米寿6名のうちご出席の3名、東亜燃料工業㈱創立の年に生を享けられた喜寿12名のうちご出席の7名の方にお祝いの品を贈呈し、総会を終了いたしました。
引き続いての懇親会は、本日喜寿のお祝いを受けられた藤村卓也氏の若々しくお元気なご挨拶と、乾杯のご発声によって始まりました。90歳を超える方から退職直後の方まで、また遠方からお越しの方々をも交え、実に幅広い層の歓談は、まさに当OB会の目的「親睦と連携」の実践そのものでした。会場の盛り上りは何時果てるともなく続きましたが、ついに定刻を迎え、OB会の発展と会員各位の健勝を祈念して、中締めといたしました。
お開きの後も名残は尽きず、そこここで再会の約束が交わされながら散会となりました。
来年は5月12日(金)です。皆様ぜひご予定ください。
以上