12月上旬、チュニジアを旅した。チュニジアは500万人/Yの旅行者が訪れる治安の良い観光国である。
ザグーアンのローマ水道橋
水源のザグーアンからカルタゴ迄全長132km。2世紀に創建された。現在も一部使用されている。山があれば迂回、土地が高い所では地下を、低い所ては橋の上を。長距離のゆるい傾斜を弾き出す高度な測量・土木技術をローマ時代、既に持っていたというから驚きだ。
シディ・ブ・サイド
チュニジアンブルー(地中海の色、もう一つは蝿・蚊などが近付かない色)と真っ白(暑さから逃れる生活の知恵)な壁が映える坂の町。ドアや窓枠がブルー、壁が白のコントラスト、更に白壁から食み出て咲き乱れている赤・白・黄・ピンクのブーゲンビリヤ、チュニジアで最も美しい町と言われている。チュニス北東部、南地中海に面した岬の丘の上にある。
マトマタの穴居住居
チュニジア中部、地中海寄りの山岳地帯にベルベル人の穴居住居がある。我々は2世代住宅のファティマさん一家を訪ねた。ミントティーの持て成しを受けたり家族との写真撮影などで和やかな一時を過ごすことが出来ました。穴居は赤土山を刳り貫いて10室程又、物置棚も壁を切り込んで作られている。室内外の壁は真っ白に、魚・ファティマの手はブルーで画かれている。これらの画は魔除けである。尚、驢馬・七面鳥なども飼育されている。
大塩湖(ショット・エル・ジェリド)
チュニジア中部にある塩湖で最大なのがショット・エル・ジェリドだ。ショットとは塩の層に覆われた湖の事。50km2と広大。雨季(雨は少ないが)以外は茶色の湿った大地だ。この中を一本の直線道路が通っており、道路脇にはみやげ物店、製塩所がある。
以上
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