10月19日、中山道木曽路十一宿の中の妻籠宿・馬籠宿を散策した。
妻籠宿(江戸板橋から数えて42番目) 寺下地区の保存工事が行われた事で江戸時代にタイムスリップした気持ちにさせられる町並みです。
高札場
幕府が庶民に対して禁制や法度等を示したもので、お上の威光をそのままに見下ろすように掲げられている。
人馬会所(問屋場)
公用の旅客に人馬を提供する所。この前の通りは広く、宿内で最も賑やかだった
妻籠宿本陣
ここでは代々島崎氏が勤めた。馬籠の島崎氏とは同族。幕末には妻籠から「ぬい」が馬籠の正樹に嫁ぎ七番目に生まれたのが後の島崎藤村である。現在の建屋は平成七年に四億円をかけて江戸時代後期の間取り図通り忠実に復元されたものである。この他に上嵯峨屋・下嵯峨屋(共に有形文化財)、枡形(町史跡)等見所がいっぱい。
馬籠宿(43番目) この宿場は二度の大火(1895・1915年)で消失した結果昔の古い町並みが見られないのが残念。現代風の建物が坂道の両側にある。
藤村記念館
案内所と本陣跡にある記念堂・記念文庫・第二文庫・隠居所をまとめたものを指す。ここは藤村の生家があった場所。
馬籠宿脇本陣史料館
大名宿泊時に使用された道具類や宿場の文献などが展示されている。
清水屋資料館
藤村書簡や馬籠の文化・生活の資料が展示されている。
以上
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