清水OB会恒例のバス旅行を平成19年５月10日に実施した。

　今にも降り出しそうな雲行きの中、一路甲斐路を目指して出発。

　新緑が眩しい朝霧高原を通過する頃には、天候も回復、富士山が姿を現す。一方、車中では喉も潤いだしたメンバーの談笑があちこちで聞かれ賑やかな光景が展開するなか、甲斐路に入る。

　まず、武田信玄の菩提寺「恵林寺」に参拝。信玄公の墓所・宝物館等を廻った後、石和の街では名物「甲州蕎麦」に「馬刺し」までついた昼食に舌鼓をうつ。うまい・うまいの声が連発される。

　信玄を祭る「武田神社」に参拝中には、局所的な雷雨に見舞われ慌ててバスに走る一幕も。

　最後に、今年のNHK大河ドラマ「風林火山」の放映に合わせて開催されている「風林火山博」会場へ。会場内は各旅行社のツアー客で大変な混雑振り。武田信玄、山本勘助など主人公の人となりや、歴史背景等がスクリーンやパネルに紹介されており、大河ドラマを体験しながら、自分の持っているイメージと比べてみるのが面白い。

　またボランテァとして活動している、スタッフの説明では、彼らが甲斐の国を誇りに思う気持ちが会話の随所から伝わってくる。

　甲斐の土産をドッサリ買い込んで帰路についたが、トラブルも無く楽しい賑やかな歴史と味覚のバス旅行であった

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