自然環境と共生する住まいや暮らしを始めて、もう9年目になる。環境問題などに取り組むひとりとして、実践が大事であることを自ら主張するためにも、色々と工夫をしてきた。
特に、雨水の活用には拘っている。まず、近頃珍しい「手押しポンプ」を設置、これは地形的に恵まれており、地下水位が1mくらいだから、小型ユンボで掘り起こし、半日で完成した。
次に、雨樋から雨水を横取りする「パッコン」(商品名)を取り付け、スペイン製のカメに貯水、花壇や洗車などに利用している。
もちろん、火鉢を利用した「めだかの水槽」にも。
蹲(つくばい)周りは、四季おりおりの景色を楽しめる。一番のお気に入りは、縁側に座り月見酒を酌み交わすこと、純米酒で。
時間の経過と共に、こうしたモニュメント?は不思議と庭には合ってくるのがおもしろい。これらの水をテーマにした庭づくりも、勝手に「ビオトープ・ガーデン」のひとつと考えている。もうすぐ、黒めだかの産卵が始まる。今年も楽しみである。
以上
|