新聞、テレビ等で報道され、なんで引っかかる馬鹿がいるのかと思っていたおれおれ詐欺に、もう少しで被害にあうところであった。
5月15日 妻に息子の名前で電話がかかってきた。内容は風邪をひいたことと携帯電話をなくしその中に重要情報があり困っている。警察に届け、その連絡先に当方がなっているとのことであった。
翌5月16日また息子から電話があり、携帯が出てきたが車に轢かれて壊れたのでこの電話にしばらく連絡するように連絡して来た
5月17日10時ごろ息子から電話があり、今重要な会議があり1時間後にまた相談することがあるので、家にいるように妻に連絡してきた。
1時間後私もなんだろうと思い待っていると、沈んだ声でお父さん大変なことをしてしまった。後輩の経理のA君をあおり為替取引で穴をあけてしまった。今の会議は経理部長に呼ばれ何か俺に隠しているのではないかと問われ、後輩と会社の金を使い込んだといって、その善後策を相談していたのだという。
いくらかと聞くと後輩の分を含め700万円だという。 私はなぜもっと早くいってくれないか、と詰問した。
さてどう金策したものかと思った。10分後に電話してくれといわれた。
妻がおれおれ詐欺じゃないでしょうねと、息子の携帯に念のため電話してみる。
電話をすると、壊れたはずの電話につながり本物の息子がそんなことするはずないだろうとおこられた。
10分後電話があり、むこうがガチャリと電話を切った。警察にも連絡したが、皆様もご用心。翌日読売新聞に草加市で600万円の被害記事がのっていた。
妻は偽者の息子は素直で聞き分けのよい、本物にはないよい息子だといっていた。
以上
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