氏 名
北村  公彦
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成19年08月08日
表 題
通潤橋・九重夢大吊橋
                         本   文 


 7月下旬、九州(大分、熊本、宮崎)を旅した。此処ではこの中の通潤橋と九重夢大吊橋を紹介します。

 通潤橋

 所在地・・熊本県 山都町 (九州の臍)

 完成・・嘉永7(1854)年7月29日

 長さ・・75.6m、 巾・・6.3m、 高さ・・20.2m

 導管(石管)の長さ・・126.9m     

 国の重要文化財に指定

 建築理由・・白糸台地の八つの村は30mの崖に囲まれ孤立、水不足で貧しい生活を強いられていた。この水不足を解消するため。

 企画・・惣庄屋、布田保之助(フタヤスノスケ)

 石工・・宇市、丈八、甚平

 協力・・多くの地域住民

 原理・・連通管(噴水管)による逆サイフォン方式

 石管の連結・・八斗漆喰(若松葉の新芽を炊きつめ赤土、川砂、貝汁、卵白、塩等を混ぜて作る)

 放水・・石管の底に溜まる砂、砂利等を掃除するため定期的に行う。尚、有料放水(五千円/回)も可だが事前予約が必要。

 九重夢大吊橋

 所在地・・ 大分県九重町 飯田高原

 落成式・・H18・10・30

 高さ・・173m、長さ・・390m、(何れも日本一)

 入場料・・五百円

 通り抜けは出来ない。橋の上からは震動の滝(男滝)、子滝、女滝、又、九酔渓、鳴子川渓谷の雄大な景色が楽しめる。

 今回は九州の高原・温泉と橋巡りでしたが楽しい3日間でした。

熊本県山都町の「通潤橋」
通潤橋(1)
通潤橋(2) 上部、3本の石管(右、上流側)
大分県九重町の「九重’夢’大吊橋
通潤橋(3) 布田保之助翁銅像
九重夢大吊橋の入口
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