7月下旬、九州(大分、熊本、宮崎)を旅した。此処ではこの中の通潤橋と九重夢大吊橋を紹介します。
通潤橋
所在地・・熊本県
山都町
(九州の臍)
完成・・嘉永7(1854)年7月29日
長さ・・75.6m、 巾・・6.3m、 高さ・・20.2m
導管(石管)の長さ・・126.9m
国の重要文化財に指定
建築理由・・白糸台地の八つの村は30mの崖に囲まれ孤立、水不足で貧しい生活を強いられていた。この水不足を解消するため。
企画・・惣庄屋、布田保之助(フタヤスノスケ)
石工・・宇市、丈八、甚平
協力・・多くの地域住民
原理・・連通管(噴水管)による逆サイフォン方式
石管の連結・・八斗漆喰(若松葉の新芽を炊きつめ赤土、川砂、貝汁、卵白、塩等を混ぜて作る)
放水・・石管の底に溜まる砂、砂利等を掃除するため定期的に行う。尚、有料放水(五千円/回)も可だが事前予約が必要。
九重夢大吊橋
所在地・・
大分県九重町
飯田高原
落成式・・H18・10・30
高さ・・173m、長さ・・390m、(何れも日本一)
入場料・・五百円
通り抜けは出来ない。橋の上からは震動の滝(男滝)、子滝、女滝、又、九酔渓、鳴子川渓谷の雄大な景色が楽しめる。
今回は九州の高原・温泉と橋巡りでしたが楽しい3日間でした。
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