私には、中学校時代の親友6名とつくっているグループがある。その名は七人会。そして、40年前頃から2〜3年毎に旅行をしている。子供に手が掛からなくなった20年前頃からは、夫婦同伴での旅行になったので、七人会は14人会と云うべきか。
今回は7月に旭川に飛び、旭岳、美瑛、天人峡・羽衣の滝、富良野、旭山動物園を観光した。ここでは、特に印象深かった旭岳と天人峡・羽衣の滝について記すこととする。
<旭岳>
旭岳は、日本で一番の面積(23万ヘクタール)を持つ大雪山脈にあり、標高2,290mの北海道で一番高い山である。
山麓駅(標高1,100m)からロープウェイで約10分、標高1,600mの姿見駅に到着。 姿見駅から、約1.7kmの遊歩道を散策した。ここから一望する景色も素晴らしく、遠くに見える雲は殆んどが眼下に位置していた。
7月だというのに、旭岳の所々には雪渓が残り、また 姿見の池・夫婦池の淵には残雪が有り、高地とは言え、さすが北海道という感がした。
遊歩道脇には、到るところに高山植物が今を盛りと咲き誇り、我々の目を楽しませてくれた。
今回は、登山の予定も準備もしていなかったが、機会があれば、頂上からの眺望を実感したいものである。
<天人峡・羽衣の滝>
天人峡・羽衣の滝は、旭川から車で約1時間北上、北海道の秘境と云われている旭岳連峰の山間部に位置している。
自然の断崖絶壁を左曲右折7段に分かれて落水するこの滝は、270mの落差があり、落差の大きさでは北海道第一位、全国第二位とのこと。
また、北海道名勝特別天然記念物にも指定され、日本の滝百選のひとつに選ばれている。
緑あふれる森林の中、渓流のせせらぎや小鳥の声を聞きながらの散策は、まさに癒しの世界。そして、滝見台から見る「羽衣の滝」の眺めは絶景だった。
以上
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