10月下旬、バオバブ・原猿類を見たくてマダガスカルに行ってきました。この島にはユニークな植物と独自な進化を遂げた動物が沢山見られる。ここではモロンダバのバオバブとベレンティー保護区のキツネザルを紹介します。
A)モロンダバのバオバブ
星の王子さまに登場するバォバブの木、世界には9種類、マダガスカルに8種類、モロンダバに7種類ある。バオバブ並木の中にある太い2本の胸高囲を実測した結果、940・986cmでした。因みに、愛し合うバオバブは2本分ですが1026cmでした。現地ガイドによると8〜15mのバオバブが500本位あるとの事。
B)ベレンティー保護区のキツネザル
1)植物園とその周囲の森
森の中の散歩道は道幅が広く平坦なので歩き易い。茶色キツネザル・ワオキツネザル・ベローシファカが時々愛くるしい姿を見せてくれる。また、カメレオン・アオバズク等の爬虫類・鳥類も多く生息している。
1−1)ワオキツネザル
この猿は日光浴が日課。人に慣れているので家の軒下などに自由に入ってくる。写真も撮りやすい。
1−2)ベローシファカ
この猿は木の芽・葉・花などを食べに近くまで来る。食べ飽きると次の木へ移動する。この時、木に間隔があると地上に降りて後ろ足で立ち飛ぶようにして歩く。しかし、横っ飛びよりはむしろ前方を向いている方が多い。ワオキツネザル共々今は子育てで大忙し。
2)トゲの森
この森にはトゲのある木が多く植えられている。ここには夜行性のネズミキツネザル・イタチキツネザル等が生息しており、ナイトサファリで観察できる。
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