20年ほど前の新聞記事ですが、若者から「年寄りは席を譲っても素直に座って貰えない」と言う話が有りました。 これは「年配者からの近頃の若者は・・・。」に対する反論のひとつです。これ以来私は「譲られたら座ろう」と”心の準備をして来ました。
先日、37年ぶりの「海外ひとり旅」をしました。地下鉄(\30)で座席に背を向けドアのそばに立っていたら後ろから腰の辺をつつく感じがしたので振り返って見たら20歳位の青年が立ち上がって座席を指差し座れとの合図だったので小声で「シェイ・シェイ」と言いながら会釈して64歳にして初めての体験をしました。
身なりは典型的な貧乏旅行スタイルです。夕方、裏通りで「カラオケ」の勧誘、1)スーパーマーケット、2)吉野家、3)スターバッカス、4)マクドナルドでもレジ清算の時、日本語を勉強していると思われる店員に話しかけられました。
なぜ?「反日感情の高い中国の若者」が明らかに日本人と分かる初老?の私に席を譲ったのかは理解出来ませんが、心の準備が出来ていたので異国の地でも素直に席に座る事が出来ました。
余談ですが、この後北京北駅(\115)で列車に乗り換えて“万里の長城”へ行き、帰りは乗合バス(\230)でホテルまで帰って来ました。入場料も含め約千円で行ってきました。
郊外も含め 、1)建設ラッシュ、 2)交通ルール無視(赤信号皆で渡れば怖くない)、 3)クラクションの乱発と、オリンピック直前の東京と似ている様に感じました。
オリンピックが終ったらもう一度と考えています。
以上
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