今年の正月明け、初めてのエジプトの旅に出た。大袈裟に言えば、これで南極大陸を除く全ての大陸を制覇したことになる。また、リタイア後は相棒と一緒に年に最低1回は海外へという小さな約束も、今まで10年間守られている。
10日間であるが、ナセル湖の船内3泊のクルージングもあり、結構のんびりした旅を楽しむことができた。
カイロからルクソール、そしてカイロへ戻るという、正にエジプト国内のナイル川両岸を極めるもの。観光地での写真などは、多くの方がご存知であるから、ここでは旅の率直な感想や印象などについて述べてみたい。
・食事は、あまり期待しないほうが良いと思います。
・エジプト航空は優秀なパイロット(軍用機経験者)が多くて安心・快適な空の旅が楽しめます。これまで事故を起こしたことがないというのが自慢です。
・テロ対策(あのルクソール事件以来、とても敏感です)のため、厳重な管理体制がしかれており、遺跡や空港での検問・検査はとても厳しい。
・75%の人が何らかの観光に従事している観光立国でサービス精神は高い。
・貧富の差が大きく、都会と地方(田舎)での格差は想像外のもので、田舎では1米ド
ルでパンが50個買えます。
・古代エジプト人のDNAが綿々と繋がっており、知恵と工夫とアイデアと技術に感心することが多い。
・これからは太陽の恵みをもっと活用して、環境にやさしい太陽光発電の普及が望まれ
る。
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