一月七日、住吉大社・大阪天満宮・石切神社の三社詣りをした。ここでは住吉大社を紹介します。住吉大社は日本全国の住吉神社の総本社である。
地元では「すみよっさん」の愛称で親しまれている。関西で毎年、初詣の多さでは京都伏見稲荷大社と双璧である。境内にある見所を下記します。
1)第一~第四本宮・・・何れも国宝である。西側を正面とし、拝殿が設けられている。千木(ちぎ)は屋根の上に飾られている木(X状の銅板で覆われている)のことで ある。第一~第三本宮の千木は上端が垂直に第四本宮は水平に切られている。理由は不明だが男神(第一~第三本宮)・ 女神(第四本宮)が祀られているとの説もある。千木の切り方以外は全て同じ造りになっている。この造りは住吉造と呼ばれており神社建築史上最古の特殊な様式である。
2)反橋(そりはし)・・・住吉大社のシンボルで太鼓橋とも呼ばれている。昔はこの辺りまで波が打ち寄せていたところ。この橋を渡り神に近づき罪や穢れを祓い清める。又、地上の人間と天上の神を繋ぐ虹の橋とされている。
3)石舞台・・・重要文化財。日本三舞台(住吉大社・厳島神社・四天王寺)の一つであり、ここで舞楽を奏でる。
4)五所御前(ごしょごぜん)・・・石の玉垣に囲まれていて杉の木が植えられている。この玉垣内には玉石が敷かれている。この中には五・大・力と書かれた小石がある。五大力、即ち、体力・智力・福力・財力・寿力の徳を一願叶えてくれる心願成就のお守りとされている。「一月十日迄休止」となっていたが、私は、幸いにも、垣の隙間からこの三石を探し出すことが出来ました(写真)。
5)住吉御文庫・・・大阪最古の図書館。1723(享保8)年に建立された
6)その他・・・四角柱の住吉鳥居・神楽殿・千年楠・御田(おんた)など見所が多い。
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