三年生は、とってもパワフルで、元気いっぱいだ。何度か猛烈に叱ったこともある。だが我がクラスの子供達は、とっても素直でいい子であった。実に愉快に楽しく1年過ごすことができた。
誕生会から始まって、なんでも自己申告制の実行委員会で進めた。毎回、選任にこまるほどの応募があって 激しいじゃんけんバトルを経て実行委員が決まった。
プールでヨットに乗った。家族も含めて枝パンを作って焼いた。スノーシューを履いて戸隠の雪原を歩いた・・・いっぱい楽しい時間を過ごした。
終業式の日、忘れ物を児童センターに届けにいったら 「のりお先生、来年またヨットに乗せてね」 と言われてしまった。
来年は、持ち上がりで担任になると信じきっている様子だ。まだどうなるかわからないというのにだ。少なくとも、去年のような涙、涙の別れはないことだけは、確からしい。
こんな可愛い子供達と過ごせる時間は、もうそんなにないだろう。大事にしていきたいものだ。