昨年暮れに縄野さん矢口さんと会う機会があり、私も含め三人共にBTX関係でお世話になった西村 喬さん(初代BTX係長 享年81歳)と田辺孝雄さん(二代目BTX係長 享年76歳)のお二人が昨年1月に相次いで亡くなられた話になり、お二人の冥福を祈るためお参りをする機会を作ることにしました。
今年になりBTX OBの田中務さんにお願いし西村さん田辺さんのご霊前へのお参りと共にBTX OBの皆さんとの懇親会の調整をしていただきました。田中さんに改めて感謝する次第です。
5月13日に西村さん宅にお伺いしご焼香させていただき、奥様と懐かしい話をすることができました。40年前にBTX装置が稼働以来、西村さんは初代係長で良くお宅に飲み会やマージャンなどで皆さんが来られ賑やかだったそうです。現在奥様は長男夫婦と中学のお孫さんとご一緒に暮しておられ我々の訪問を喜んでいただきました。田辺さんは奥さんが先に亡くなられており、お墓の方にお参りさせていただきました。
夕方は千田漁港近くのホテルでBTXの運転でお世話になったOBの方々と懐かしい話、新鮮な海鮮料理(鯛飯は格別)と旨い酒で3時間を楽しく過ごしました。
参加者は三代目BTX係長の竹本さんほか我々が和歌山時代にお世話になった方々で14名の懇親会となりました。最年長の小池さん(79歳)はボランティアほか忙しくされているようですが、健康法は“飲んだら歩け”で毎日ウォーキングをされているとのことです。
民生委員など色々社会貢献をされている方や、ゴルフに釣りを楽しんでいる方もおられました。イニシャルスタート後のBTX係は工場内スポーツ大会でソフトボール、マラソンも強く活気があったと皆さん懐かしがっていました。
翌日の5月14日は偶然にも近くの糸我得生寺で中将姫来迎会式(25菩薩練供養:姫の命日に姫のように美しく聡明なお徳を得させてもらうとの言い伝えで小学校1年-6年生の女の子が面をかぶり衣装を着て境内に作られた廊下を渡る無形文化財)の日でした。
帰り電車の都合で残念ながら本番は見られませんでしたが、式が始まる2時間前の準備が整った寺の内部に入ることを許され、中将姫像・曼荼羅・式で使用する面などを見ることができ改めて和歌山の歴史の一端に触れることができた良い旅でした。(大内記)
以上
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