5月のワシントン州は、春が一度にやってきた感じで、ライラック、八重桜、ドッグウッドなど木の花が咲き乱れています。しかし、本格的な観光シーズンにはやや早く、特に山は冬の眠りから未だ覚めていないようでした。
(1) セント・ヘレナ山国定火山記念史跡 1980年の噴火で山頂部分が吹き飛び、山頂が2950mから現在の2550mとなった。流れ出た溶岩が、周囲の自然を破壊し尽くしている。
(2) レーニア山国立公園 レーニア山はワシントン州のどこからでも見られる山で、標高4392mと富士山より高い。山の周りには26の氷河があり山頂に登るのは、容易ではない。公園内のロッジに宿泊したが、前夜は雪が降りパラダイス(1647m)に車で行けるか心配した。
(3) オリンピック国立公園 太平洋の湿気が山脈に当たって降雨となり、深い森林と豊かな自然を残している。このため世界自然遺産として保護されている。オリンパス山(2432m)の見学には、ハリケーン・リッジ展望台まで登坂しなければならない。
以上