関西国際空港は大阪湾泉州沖の人工島に造られた第1種で世界初の本格的な海上空港である。
1991年空港造成工事完了。1994年1月に空港島全工区が竣工、3月に空港連絡橋、4月には旅客ターミナルビルが完成、9月4日に開港した。
関西国際空港は大阪国際空港(伊丹空港)が市街地に存在し、騒音などの公害が社会問題化し、国際空港にもかかわらず夜間の発着に対する時間制限もあったため、これらを回避するために建設された。
完成後は大阪国際空港廃止・もしくは小型機専用の飛行場へ転換する予定であったが多くの周辺住民は、経済的な問題から騒音公害反対よりも空港廃止反対に回った。
「旅客ターミナルビル」は4階建ての本館とそこから伸びる南北のウイングからできている。2階には、国内線出発・到着、4階には国際線出発、1階に国際線到着ロビーとなっている。エアロプラザ・鉄道駅・駐車場と2階が直結している。
「エアロプラザ」は、ホテル・ショッピングセンター・レストランからなる複合商業施設である。
「第2滑走路」は平成19年8月2日に開業。現在の滑走路とは、約2.3キロメートル離れて平行している。
同空港から離発着する航空会社は2007年10月現在、36カ国62社である。
「空港へのアクセス」は関西各地からのアクセスとして鉄道(JR・南海)、リムジンバス、高速船がある。
以上
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