氏 名
木下 澪子
 所 属
東燃関東地区OB会
 掲 載 日
平成21年7月16日
表 題

 ごぶさたしています ( 趣味の謡曲に安らぎを )

本   文 


 東燃を定年退職してから、残る人生について、自分でいろいろ計画を立てておりましたが、その中でも謡曲をさらに勉強したいと考えていました。

 その道の大家、野村万蔵氏のご子息、野村四郎氏(観世流)に会社迄来ていただき、東燃謡曲部のお仲間と一緒にご指導を受けたことが、私の20代からの人生観に決定的なものを与えてくれたと思っています。

 謡曲を学ぶことは、数々の古典を勉強するきっかけにもなりました。今でも常に稽古本をそばに置き、心の安らぎを覚えています。
 「人は趣味を持たなければだめだ」 と よく言われますが、何か打ち込めるものをつくることだと思います。そうすれば、自然に道は開けるのではないでしょうか。

 私は、横浜に移り住みましたが、現在生活している場所で、観世流の先生にご指導を受けている方々と一緒に、週に1~2回位の稽古や、新春謡い初めの会、納涼謡曲会等を楽しんでいます。

 これからも家族の健康にも気をつけ、家事もこなし、趣味もおろそかにせず、静かに生きていきたいと願っています。 
                                               以上

自宅マンションの玄関にて
マンション内和室での謡の稽古風景
(前列中央が私)

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