私は東燃グループをリタイヤしてから、視覚障害者に本の朗読をするボランティアをやっています。
その活動の一端が9月15日の産経新聞に掲載されましたので、近況として報告いたします。
数年前、横浜市旭区視覚障害者福祉協会長森田兼充氏の要請で、朗読録音ボランティア「なみの会」では、所得税確定申告の手引き全文(ごく一部を省略)を録音し、テープを無償でお貸しすることを始めました。明年分が6回目ですが、38都道府県の視覚障害者、点字図書館、音声訳ボランティアグループなどから103件の申し込みがありました。郵送先でダビングしたテープを聞く方を含め200人弱に利用してもらっていると思われます。日本でオンリーワンのサービスと自負しています。
横浜中税務署から12月に手引きを頂き、1月中旬に録音テープを発送するので、税務署から皆さんに送られてくる手引きと同じ時期に、テープを聞いてもらえます。
2362万人の確定申告者のうち2万人くらいに視覚障害があり、その一割がテープを聞きたいと望まれると推測されます。現在は潜在需要の一割を満たしている計算になります。
未開拓県は和歌山、新潟、富山、山梨、鳥取、徳島、大分、熊本、沖縄の9県です。
以上
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