花山温泉は、約1200年前から行基菩薩法力の湯として伝統がある。歴代天皇が熊野行幸の折、必ず 入湯のため逗留されたとか。
その後、天変地異により自然の噴出が止まったが、昭和40年ボウリングした結果、地下501メートルで突然湧き出た。昭和43年に創業した。
泉質は、含二酸化炭素・鉄・カルシウム・マグネシウム・炭酸水素塩であり、源泉は湧出時は無色透明であるが、次第に空気に触れ、茶褐色に変化する。
神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・慢性婦人病等に効能があるとか。高温の湯と冷泉の湯を繰り返して入る(湯当たりに注意)。
宿泊施設も若干備わっていて県外からの湯治客もよく訪れる。ここの温泉の経営者は、高校時代の同級生で 同窓会を何回か 開いたことがある。
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