去る11月23日、KSS OB会役員と有志が、KSS元社長の古河精之祐さん宅を訪問しました。お訪ねしたのは、OB会の役員の中で「OB会総会に毎年出席されていた古河元社長が、昨年、今年と欠席された。どうされているのかご機嫌伺いにお訪ねしてみようか。」との話があり、OB会会長の伊藤尚さんが電話をされたところ、「是非来て欲しい、皆さんにもお会いしたい。」とのご返事をいただいた結果でした。
古河さんは、血圧の薬を飲まれている以外はどこも悪いところは無いそうでして、すこぶるお元気のご様子でした。日常的には、温室の管理、庭木の手入れ、室内外の掃除、猫の面倒等、結構体を動かしているそうです。
当日は、出前の寿司と高級なスコッチをご馳走になりながら、昔話に花が咲きました。古河さんが東燃からKSS(当時は日網石油精製)に来られた頃の話、オイルショック当時の苦労話、LP導入に関わる話、販売会社(キグナス石油)とのやりとり等々、話は尽きませんでした。ともあれ、古河さんの抜群の記憶力には驚かされました。まさに脱帽でした。
約800鉢の洋蘭を育成されている温室内を見させていただきました。「秋咲き」と「冬咲き」と表示されている一角には、白色、赤色、黄色等の見事な花を咲かせている鉢がありました。夫々の鉢には洋蘭の名称が表示されていましたが、残念ながらすべて横文字(専門用語?)のため、理解できませんでした。温室内は綺麗に整理整頓され、鉢数の多さも含め「お見事」の一語に尽きるものでした。
86歳になられた現在でも、買物は車を運転して行かれるとお聞きし驚嘆しましたが、古河さんには、再来年の米寿、そして卒寿、白寿とお元気で迎えられますことを、衷心よりご祈念申し上げる次第です。
以上
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