全東燃のHPを見ていたら、保養所の滄海楼が3月一杯で閉鎖されるとの事が載っていました。
我々OBでも利用出来る保養所が次々に閉鎖される中で、遂ににその波が滄海楼にも及んだのかと強いショックを受けました。しかしそれが会社の方針であれば我々OBは甘受するしかありません。
そこで2月中旬にこれが最後の利用と思い申し込みをしたところ、皆さんも気持は同じなのか普段は10名前後の利用者が20~30名と増え、中々希望日が確保出来ず梅も河津桜も終わった3/15からの2泊をやっと予約する事ができました。
伊豆熱川にある滄海楼は、私の記憶では東燃の会社創立50周年の記念事業の一環として平成4年完成し、今年で18年の年月が過ぎました。当時としては非常に洗練された建物でそこが利用できる事に大きな誇りを感じたのが思い出されます。
現役時代は1回/年位利用していましたが、退職して年金生活になってからは料金が大変割安で我が家から車で2時間程の距離であり、滄海楼を宿にして春は梅、桜、夏は海水浴、秋は紅葉、又一寸足を延ばせば箱根というロケーションから2~3回/年利用してきました。
滄海楼は熱川の高台の頂上にあってロビーからは、伊豆7島が眺望でき、又料理は地元の魚、その上温泉とくれば言う事ありません。ましてそこで旧友と再会できれば尚更の事。
この様に私にとっては憩いの場であり、癒しの場であった滄海楼が閉鎖されるのは時代の趨勢とは言えなんとも寂しい限りです。
支配人の話では4月以降どうなるかまだ決まっていないとの事、建物がそのままの姿で残る様話が纏まるのを願っています。
家族で、又知人と一緒に利用させて頂いた滄海楼、18年の歴史を閉じますが、本当にたくさんの想い出をありがとう。感謝しています。