「春のうららの隅田川・・・」の歌いだしでお馴染みの隅田川の上流に「本所小梅村」があります。この地は、藤沢周平、池波正太郎、佐伯泰英などの時代小説に良く出て来る江戸情緒たっぷりの町です。
小生の卒業した小梅小学校はこの地にあり、近くに「
牛島
神社」「
三囲
神社」「桜橋」名物に「長命寺の桜餅」「言問団子」等があり、また「言問団子」の裏には「墨田公園少年野球場」があります。
そして、そして!!、この地の近くに来年11月「東京スカイツリー」が完成することで一躍脚光を浴びて来ました。
*東京スカイツリー 高さ634mは、旧国名の武蔵国(東京、埼玉、神奈川の一部を含む大規模な地域を指す)の語呂合わせで決まつたそうです。
地上350mと450mに2つの展望台が設置され関東一円を眼下に見ることが出来ます。
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牛島
神社 : 本所の総鎮守。創建は貞観二年(860)と伝えられ関東大震災
後の隅田堤の拡張により墨提常夜灯の下の大銀杏のある場所(向島須崎町)から昭和7年
現地に移動した。
本殿前に狛犬の代わりに狛牛があるのが特徴。
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三囲
神社 : 昔この神社を建てるとき、土の中から壷が出てきたので中を開けて
みると、老翁の神像が入っていた。その時狐が現れて、像の周りを三度回ったので、
三囲神社となったと言われている。
隅田七福神 恵比寿神としても有名。
神社境内の狛犬のそばにライオン像があるのが特徴。この像は三越百貨店の入り口
に置かれているものと同じ像で、かつては池袋三越百貨店に設置されていたもので、
同店の閉店に伴い移転された。
*桜 橋 : 周辺の河岸には桜が連なって植えられており「墨提の桜」として親しまれ、
春には花見の名所として多くの人で賑わいます。
*少年野球場 : 約50年前頃の子供の遊びと言えば「野球」が主でした。この野球場は
昭和24年に誕生した日本最初の少年野球場とも言われ、小生を含め多くの野球少年
が汗を流したものです。
元ダイエー監督の王さんもここでプレーをし、今でも毎年行われる「王貞治杯」の
開催日には顔を見せてくれているとの事です。
また、桜橋を渡れば、直ぐに「浅草寺」「雷門」があり、三社祭、羽子板市・ほうずき市等多彩
な行事がありいつでも江戸時代の香を味わうことが出来ます。
この地を散策するのに約15、000歩位で楽しい一日が過ごせます。・・たぶん。
一度お出かけになりませんか??
散策コース
都営地下鉄「押上駅」→東京スカイツリー → 隅田公園(吾妻橋側)→
牛島神社→三囲神社→長命寺桜餅、言問団子→隅田公園少年野球場→桜橋→
隅田公園(浅草側)→浅草寺→雷門→ 地下鉄
浅草駅
写真
① 家(実家)の前から見た東京スカイツリー
② 牛島神社
③ 三囲神社
④ 桜橋
⑤ 隅田公園少年野球場
以上
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