JA紀南に梅干し用の南高梅を注文し、宅配便で送ってもらう。
○南高梅(なんこううめ・なんこうばい)のいわれ 明治時代に上南部村(現みなべ町)の高田さんが実の大きい梅を見つけ栽培。調査に尽力した、県立南部高校の名と高田さんの名を合わせて南高梅と名付けられたという。梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種。果実は大きく種が小さいのが特徴。
○我が家の梅干しの漬け方
1.送られて来た青梅は2,3日経つと黄色く熟し芳醇な香りを放つ。
2.水洗いする。
3.ペーパータオル等で水分を拭き取り、塩と共に(我が家では梅5kg「4升」に対して
塩一升「約1kg」)容器に入れる。塩は精製塩ではなく、ミネラル豊富な塩(例えば
沖縄の塩・伯方の塩・赤穂の塩等)を使う 精製塩はサラサラのため、下に落ちてしまい、
梅酢が上がりにくいので要注意。
4.その上に中蓋をし、2.5kgの重石を乗せる。
5.梅酢が出てくれば重石を取る。
6.紫蘇を何回も塩もみして赤い汁を出す。
7.紫蘇を搾り梅の容器に入れる。
8.天候が落ち着く8月になれば梅と紫蘇をザルにあげ、三日三晩天日干しする
(この作業は天候が気になり一番大変であるので最近は日数を減らしている)。
9.梅と紫蘇が乾燥できたら、熱湯を冷ました水で洗い、瓶に梅・紫蘇を交互に漬け込む。
完成。我が家では前年に漬けた梅から食べる
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