突然の訃報、あれからもう1年。
「ナベさん」こと、渡邊亮二氏のことを懐かしく思い出している。数年前、K氏と3人で会ったのが、最後。今年4月、生前通っていたデッサン教室のグループ展を見に行った。
奥さまにもお会いし、いろいろと思い出話をさせていただいた。その受講生作品展には552人もの来場者があったと、奥さまと主宰者の先生から礼状が届いた。
彼は「横浜水彩スケッチ・閑人想」というHPを開設しており、沢山のスケッチや水彩画を整理し、遺している。久しぶりにHPを覗いて見た。知らなかったことも、いくつか。
彼のお母様は何と70歳後半に突然絵筆を取って50点余の作品を残しています。そのHPで「母の模写作品」として素敵な絵が紹介されている。
奥さまは2年半の闘病生活、そして自宅での静かな最期について「“幸せな人生だったよ、思いのこすことは何もないね・・・”と家族にあたたかい言葉と姿を沢山のこしてくれました」と。
一周忌を迎え、改めて「ナベさん」の生きざまに感動すると共に、彼の遺した作品の一部を紹介しておきたい。
全く怒った顔を見せたことがない「ナベさん」と一緒にスケッチしたかったと思う、いま来年の私の新しいテーマのひとつに「スケッチと水彩画」を加えようと考えています。
ご冥福をお祈り申しあげます。
ナベさんのHP:横浜水彩スケッチ:http://ryota.blogzine.jp/sketchwr/
以 上
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