全東燃OBの皆様、お元気ですか。TCC・OBの井口です。還暦も近い現在、社会保険労務士として長岡市の年金事務所にて、年金相談指導に大忙しの日々を送っています。また、旅行やゴルフ等第二の本業にも注力しています。
さて、本年5月に、上海万博の見学旅行に行きましたのでご紹介します。上海には25年振りの旅行で、昭和60年8月に当時のTCC経営企画部勤務の時代に中国プロジェクトメンバーとして参加しました。当時の藤野(芳郎)専務や宇佐美(盛爾)大阪支店長と共に、多少中国語に心得のあった私も同行させていただきました。それから約25年後の今日、私の上海に対する思いはひとしおです。
当日の上海万博会場には早朝一番に駆け付けましたが、お目当ての中国館や日本館は予約券を取っても約5時間の行列待ちの状況で、速やかな戦略的判断で比較的観客の少ないヨーロッパ・アメリカ・アジア諸国のパビリオン見学に切り換えました。愛知万博の数倍の広さの会場や最新建造物、電気自動車等の先端技術にはもちろん驚かされましたがそれ以上に、上海全体の発展成長ぶりには驚嘆するのみです。4半世紀前の上海は日中国交正常化から日が浅く、丁度日本が終戦後の混乱期のような状況であったと記憶しています。当時の中国を知る者として、時代の変化の速さ、深さには圧倒されます。これからの25年後の上海に私が果たして旅行できるでしょうか。(不安と期待、希望と夢)
以上
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