ラテン民族の血筋か、陽気で明るく、解放的であったかな、国民性に何度か触れることがありました。馬車が人や荷物を運び、犬が多くの羊を追う風景が広がり、民族衣装を着た男女が行き交う姿は、今なお中世の古き町並みが息づいています。昔ながらの生活を残しつつ現代を生きる国、旅行者を惹きつける計り知れない魅力があります。
(1)国民の館
1989年12月処刑された故チャウセスク大統領が、野望を有形化し、私欲を満たすため、総面積2,200㎡当時の日本円にして約1,500億円を投じて造らせたという巨大宮殿、内部の各所に純金の装飾が施され、柱や床には五色の大理石で、まさに贅の限りが尽くされている。
(2)シギシアラ歴史地区
観光地化されていない、素朴で魅力的な木造民家の入り口で、伝統的民族衣装をまとった家族。
(3)マラムレシュの木造教会
尖塔の高さ72mと言う立派な木造教会、周囲の牧歌的で美しい風景のおかげで、途中の道のりも楽しく歩くことが出来ました。
(4)モルドビァの修道院
深い緑の森の中から現れる修道院、見どころは外壁を埋め尽くす、鮮やかのフレスコ画、周囲の芝生と良く調和して息をのむほど美しく描かれている。内壁にもびっしりと聖人の肖像画や宗教画が描かれていた。数しれずシャッターを切りました。
以上
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