氏 名
桜田 武彦
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成23年 5月29日
表 題

 私の人生とマラソン

本   文 


 3月25日の東燃清水OB総会で、米寿のお祝いを頂き有難うございました。 

私は、終戦後の翌年の夏、ビルマより復員、蔵王山の麓の町白石市に帰りました。昭和24年の秋、東燃清水工場に入社し、東燃マンの第一歩を踏み出しました。皆々様方のご指導ご鞭撻のお陰で定年まで勤め上げる事ができ、感謝申し上げます。

 私の趣味は、庭いじり、野菜作り、果実(ブドウ)作り、仲間との旅行、仏像彫刻、マラソンです。中でも、マラソンを長い間、楽しみました。清水健走会に入りジョギングに励み、健康と健脚を鍛えました。市民ランナーとして初めて、昭和57年(当時60才)秋

 田子の浦マラソン大会に参加しました。海岸広場で開催された賑やかな歓迎行事。防波堤の上下を利用した公認コースでのスタート。ゴール間際の全力疾走。5Kmコース24分40秒の力走。駿河湾と富士山を眺望しながら帰宅した事を昨日様に思い出します。それ以来、スポーツの辛さと楽しさ、完走の快感、仲間との出会いの喜び等を体験し、益々熱心にトレーニングに励みました。月刊誌「ランナーズ」の情報を頼りに各地を旅行気分で出向くようになりました。開催地を調べ、車、電車、徒歩で重い荷物を持って全国を移動、一年を通して行動するようになりました。特に車での移動時、各地の名勝地見物を楽しみました。

 春の志賀高原や車山高原では、フキや蕨などの山菜取りを楽しんだ。平成15年12月上旬に開催されたお伊勢さん健康マラソン大会は、参加者2244人、80才グループ30人で、内宮から外宮までのコース5Kmを走りました。古い歴史の街道、街道沿いに植えられた木々、

 古都の景観が素晴らしい所です。タイムは、34分40秒で敢闘賞でした。寒い日でしたが良く頑張りました。伊勢音頭の歓迎行事も印象に残っています。82才の春まで走りました。

 その後、心臓を悪くして、医者の管理状態となりましたが、以前の野菜やブドウ作り、車で山野の散歩等、元気に毎日を過ごしております。又、この度、交通安全協会の推挙で優良運転金賞(41年間無事故無違反)を受けました。

 最後に皆様方のご多幸をお祈りします。

  

                                                 以上

清水健走会
旅仲間
田子の浦マラソン大会
彫刻作品
完走証

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