氏 名
山口 一郎
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成23年05月 1日
表 題

 「私の趣味―囲碁」

本   文 


 趣味の囲碁を楽しみたいと静岡市葵区にある日本棋院静岡支部(静岡県連合会事務局)にもう20年程通っています。

 私が碁を始めたのは、昭和38年、当時清水工場製油技術課長だった井桁さんから、職場を離れた交友作るためにも囲碁か麻雀のどちらかをやったらと言われたのが始まりです。その時の場面を未だに鮮明に覚えています。

 近所にも碁会所はありますが、バスや電車を乗り継いで週1回のペースで出掛けています。持て余す時間を無駄にしないためと劣化を加速する脳の活性化にと考えてのことです。
支部会員(約60名)の多種多様のキャリアの囲碁愛好者との碁を通して知己が増えました。時折、コーヒー店、静岡おでん、居酒屋に仲良し碁敵と立ち寄るのも楽しみです。

 最近の思い出としては、2009年5月袋井市エコパアリーナで開催された第30回世界アマチュア囲碁選手権戦静岡大会(69ヶ国・地域の代表参加)です。
1年以上前に立ち上げた静岡実行委員会に参画し、大会期間の6日間運営に携わったことです。囲碁はアジア・欧州を中心に世界中の人が楽しみ、その数推定4,000万人と言われています。会場での熱戦に直に立ち会え、囲碁文化のワールドワイドの広がりを体験できたのは貴重な思い出となりました。

 写真は、普段では望むべきもないプロ高段棋士、馬場滋九段(中部総本部所属)に打っていただいた指導碁で読み耽るところです。

 この5月静岡市で第22回静岡県すこやか長寿祭囲碁大会が開催されます。
県内の腕自慢約300名が集う大会に向けた準備・会議を重ねているところです。
参加資格60才以上の棋友が楽しく、そして心置きなく対局できるよう裏方でサポートできるのも、ささやかなやり甲斐と思っています。
 勝ったり負けたり、「あまり勝負にこだわらず」を常に心掛ける事が大切と考えています。

                                    以上

対局で読み耽る姿

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