4月に定年退職しまして、OB会に入会させて頂きました水野光夫です。今後とも宜しくお願いします。
昭和49年入社時の新人教育以来、和歌山工場で約9年間技術・保全関連業務に従事しまして、昭和58年9月にむつ小川原備蓄(株)に出向し、基地の4基の不等沈下修正工事の現地建設部(青森県)に従事しました。以来、約5年間の本社・和歌山工場勤務を除き、定年までの約23年間を出向という形で国家石油備蓄事業に貢献してまいりました。東燃自体に貢献できたか・・??
定年まで残すところ2か月弱の3月11日に発生しました東北関東大震災により、担当していました国家石油備蓄基地の久慈基地(岩手県)の地上部施設が壊滅的な被害を受けました。今まで保守・管理をしていました設備が瓦礫と化した惨状を目の当たりにし、プラントを失くした悔しさと、復興の重大さに押しつぶされる思いでしたが、一刻も早い復興に最後関われたことは、出向生活と社会人生活を締めくくるに相応しい経験ができたと感謝しています。
なお、添付の写真は、大震災を夢想だにしなかった2月末、東京湾に遊んだ船中での1枚です。
以上
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