6月7日から3週間、米国北西部の国立公園を中心に気ままな5000Kmのドライブ旅行を女房と二人で楽しんできた。風光明媚で素晴らしい自然が楽しめるというワシントン州とオレゴン州をいつかはドライブで踏破してみたいものと昔から考えてきた。昔からの夢を夢と諦めず、健康で体力と気力がある間に実行に移せることは何と幸福なことだろうか。
今回の旅行を計画し、早期に申し込まないと予約が難しいという国立公園内のロッジの予約や割安航空券の手配をネットでやっと済ませた。その翌日が3月11日の大震災。その後の余震と原発事故の終息の遅れから一時は旅行の決行を危ぶんだが、思い切って決行することとした。
成田からワシントン州のシアトルに入り、シアトル観光の後、レンタカーでマウント・レニエー国立公園を回りオレゴン州に入り、コロンビア峡谷、ポートランド観光、マウント・フッド、ジョン・デイ化石層国定公園、クレーター・レイク国立公園、オレゴン海岸を遊覧したあと、再びワシントン州に戻り、セント・ヘレナ火山、カスケード・ループ国立公園、オリンピック国立公園などを回り、シアトルから帰国する21日間のドライブの旅である。
4年前の英国一周ドライブ旅行と同様、今回も航空券の手配、レンタカーの手配、ホテルの予約などすべてネットを利用して自分で日程を作り上げた個人旅行である。前回は1ポンド250円とバカ高いポンドに泣かされたが、今回は1ドル80円と未曾有の円高であり、格安の旅行費用で雄大な自然と氷河を頂く美しい山々を心行くまで堪能できた。
今回もテニスラケットを持参しテニスコートを見つけては朝夕のテニスを楽しんだのは言うまでもない。
ドライブ旅行中の印象記を数回に分けて綴ってみたい。
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