氏 名
中村  義
 所 属
東燃本社OB会
 掲 載 日
平成23年07月11日
表 題

 栗原宏文さんの教養講座

本   文 


 東燃の先輩、栗原宏文さんは愛媛大学を退官後、これまでの専門分野の知識や経験を多くの人に伝えたいとのおもいで活動をされている。
 公募企画で選ばれた地元の大田区の「大田文化の森」(幅広い文化活動を支援する運営協議会事業)で、6回のシリーズ講座が始まった。
 以前、著作『歴史洗脳を解く!ネット授業で学生はどう変わったか』(扶桑社)を読ませていただいたので、今回の教養講座「メディアを見る目を養おう」には興味があった。
 初回には、50代から70代の約30名の男女が参加して、2時間の講義と議論があっという間に終了した。はじめに全員に自己紹介をしてもらうことで、参加者相互の人物像を理解させ、議論を深めようとする意図はさすが。
 最新ニュースを話題に取り上げ、ビデオを見たあとに意見交換するという手法も手慣れたものである。
 今回は、ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「究極の選択」と朝まで生テレビ、激論「脱原発と日本の未来」を取り上げ、感想、意見交換、知的論議を楽しむというやり方で、堅苦しくない雰囲気づくりで進められた。
 毎月1回、全部で6回のシリーズ講座は、これからどういう風に展開していくのか、とても楽しみである。
 

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