何よりも夫婦揃って健康で金婚式を迎えることができ、農業を生業として地域社会に参加できることに感謝しています。
更に今年は、東燃OB会より喜寿のお祝いをして頂き記念すべき年となりました。
東燃時代の思い出の一つといえば、入社十年後に動力課より製油畑に移り、PS-2で製油精製の基本を学んだ後、OG-2のイニシャルスタートアップに参加したことです。
初めて導入されたアナログからDDC制御で、プラントがスムーズにスタートしたときの驚きの体験が今でも忘れられない。
退職後は、農業で質素な自活を目標に、柑橘を中心に稲・野菜の周年作で日々働いています。柑橘の中でも高糖系のデコポンが、とくに初夏の頃が美味で、この栽培に力を注いでいます。
顧みて、東燃時代(42年間)に培われた何事も納得いくまで泥くさく前向きに取組む姿勢が、今でも生活の源泉にあるような気がしてなりません。
最近は体力の衰えを自覚しつつも、今後はほどほどに働き自活して行こうと考えています。
以上
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