大道芸ワールドカップin静岡が11月3日~6日の4日間開催されました。
国内はもとより、21か国から参加した87組のパーフォーマー達が、駿府城跡の公園をメイン会場に、街の通りなど35ケ所の演技ポイントで大道芸を繰り広げました。
今年はこのイベントが始まって20周年になる。当初、観客にはどことなく、ぎこちなさが拭えず、演技を静かに見つめるという風であった。投げ銭も、促されて、そうか、演技のお礼をしなければという感じであった。 それが今や、パーフォーマーと観客は片言の会話を交えながら、演技を盛り上げ、終了後は一緒に写真を撮ったり、交流を楽しめるようになっている。
市民ボランティアがイベントを支えているのも特色の一つで、来場者、特に子供達を楽しませ人気抜群のクラウン、演技ポイントの司会運営、会場案内、清掃など今年は800人以上が活動した。
よちよち歩きだったこのイベントも、20年を経過した今、静岡の秋を彩る、市民生活に定着した伝統行事にまで成長した。この大道芸が、さらにその質を高め、今後どのような発展を見せるか、期待を込めて見守って行きたい。
以上
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