私の街道歩きも、東海道、中山道、日光街道と三つ目になりました。
日光街道は、皆さんも良くご存じのように、江戸時代に設けられた街道で、日本橋から日光の東照宮までの約140KMに21の宿場が置かれ、日本橋から宇都宮までの間は、奥州街道と共通でした。
昨年の3月3日に日本橋から千住宿までを歩き始め、東日本大震災の影響で予定の変更もありましたが、月2回ぺ-スで今年の1月20日まで、18回19日間で歩きました。
日光街道は、他の街道と比べ見どころは余りありませんが、
① 江戸時代の唯一の難関であった利根川の渡し(「常水川幅40間、船渡し」と言われた)
② 37KMにわたる杉並木 松平正綱(家康・秀忠・家光の側近)が20年間に熊野杉の苗20万本余りを植え続け、現在も1万2千本余りが残っている
③ ゴール地点の日光の社寺(東照宮、輪王寺、大猷院家光廟所、二荒山神社など)
などがあります。
特に印象に残ったのは、宇都宮市内の桜並木の紅葉とそれに続く杉並木、最終日の雪に覆われた日光の自然と荘厳な社寺群でした。
これからも腰痛や体調を考え、少しでも長く街道歩きや自然を楽しんで行きたいものです。
/以上
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