氏 名
橋本 清
 所 属
東燃和歌山OB会
 掲 載 日
平成24年03月12日
表 題

 五度目のスリランカへ孫との旅

本   文 


 日本の南西約7,500km、インド洋上の島国スリランカへは、香港、シンガポール経由で約12時間、夜中にコロンボ空港着、ツーリスト・カーで近郊の街ニゴンボに到着です。
 友人を訪ねての五度目の訪問となりますが、今回は孫も同伴の観光の旅となりました。前回10年前の写真を片手に知人を訪ねましたが、再会出来た人、亡くなられた方や行方不明の方で、歳月人を待たずの感でした。

 この国での挨拶は両手を胸元に当てて合掌、四六時中アーユポーワンで済みます。食事は、一日三食カリーが基本で、何種類もあるカリーをご飯の周りに取り、右手で混ぜて食べますが、その辛いこと、皆さんの想像を超えます。

 まず、島内中央部の、古都キャンデイ周辺を観光しましたが。寺院では、素足で参拝します。スパイスの産地マータレや、セイロン紅茶の産地ヌワラ・エリアも訪ね、特産のハイ・クローンティーをおみやげに購入しました。

 島の南にあるゴール旧市街は、カトリック教会やモスクが多く、異国情緒漂う魅力的な町です。ここでは、朝市の風景を見ようと、三輪タクシーで向かいました。屋根だけの小屋が並ぶ通りに、ココナッツ売りの女性や、籠を片手に小物を売り歩く子供達と賑やかでした、この国は果物の種類が多く、フレッシュでスイート 値段もバラエティ、熟れたマンゴにかぶりついた時の味は忘れられません。
 このタクシー運転手さんとは以前からの知人で、自宅に招かれ、ケーキと甘いミルクティーを頂き、二人のお子さんが日本の歌を合唱してくれました。近所の人が椅子を持ち寄って夕涼み。私たちの話で盛り上がり、フレンドリーな人々が暮らす町でした。

 最後に、2004年12月のインド洋大津波では、スリランカも甚大な被害をうけ、列車が転覆、多くの乗客が犠牲となった所に追悼のため本願寺維持財団が、仏像を建立されていました。今も各地に爪痕が残るなか、日本からハード、ソフト両面の支援を行っているとのことでした

 人の往来の多いコロンボ市内、コロニアルな官庁街、バザールのある庶民の町等を見物したりショピングを楽しんだり、孫との思い出が多く残る旅となりました。
 

再会出来た人々
(ニゴンボの浜辺にて)
ココナッツを売る女性
(ゴールの朝市にて)
減辛のカリーを食べる
(マータレのレストランにて)

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