私達は昭和35年(1960)旧日網石油精製(株)に1期生として入社しました。しかし、工場は未だ建設中である事から入社式後直ちに事務系を除く30余名は清水工場に移動し、「東亜寮」に入居して実習生活に入りました。
「思い出の一枚」は、実習生活も後半に入った休日に寮のテニスコートで同じ職場(試験室)に配属された6名(配属は7名ですが1名欠席)が仲良く肩を組んで微笑んでいるもで、入社時は丸坊主であった人の髪の毛も長くなっています。
この写真を見ると52年後の現在からは体型的にも想像出来ない姿ですが、どこか面影を残しており「さあ これからだ」と燃えていた当時がまるで昨日の様に思い出されます。
良きにつけ、悪しきにつけ社会生活の第一歩を踏み出した「東亜寮」での生活は、高度成長期の幕開けでその後急速に発展してゆく社会の中で私にとってはそれからの人生の原点です。
もう時効になりますが、煙草、お酒を覚えたのもこの時期です。給料も寮費を支払うと残りは僅か、でもその中から初めて自分で稼いだお金から両親にささやかなプレゼントをした記憶があります。
写真に載っている6人のうち5人はそのまま会社に残り現在はOB会に入っておりますが、今も時々逢って酒を飲みながら昔話を楽しんでいます。
これからも1年でも長くこの会が続く事を願っています。
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