初代紀州藩主徳川頼宣が、父家康を祭るため和歌山市和歌浦に紀州東照宮を創建し、霊を慰めるため、1622年から、和歌祭りが行われるようになった。 和歌祭りは戦中・戦後等、途絶えた事もあつたが、今年は390回目にあたり、5月13日に例年になく盛大に開催された。祭りは、地元住民らが保存会や実行委員会を結成、2002年からは当時の衣装で渡御行列が行われるようになった。
なかでも勇壮なのは神輿おろしで、1 トンもの神輿を、地元の若者が担ぎ上げ、境内の108段の石段を、お囃子と掛け声と共に、勇壮に下る。 続いて行われるのは渡御行列で、各種の神輿や宮司神官等を乗せた馬3頭を含め、甲冑姿の武士や舞姫、面被など、約1000人が、時代ものの衣装を身に纏い、夕刻まで和歌浦周辺、約4キロを練り歩いた。(神輿の担ぎ衆は神輿とおろしと巡行で約160名参加とか)
写真のコメント
1. 神輿おろし: 約30分をかけて地上に降ろす
2. 馬3頭 宮司さん等を乗せ和歌浦街道を行く
3. 相撲取り衆: 「僕、頑張れよ」
4. 年代者の本物の兜はズシリと重く群集に頭を下げ挨拶ができない?
5. 母衣: 後方から討ちかけてくる矢を回りがら防いだもの
6. 面被: 通称「百面」 と言われ、喜怒哀楽の表情を表し、幼児がこの面に泣かされ
ると健康に育つといわれる、面の大部分は県指定の文化財
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