氏 名
濱中 正利
 所 属
東燃化学OB会
 掲 載 日
平成24年05月22日
表 題

 第15回オロペサ会展(絵画展)を訪ねて

本   文 


 先輩TCC OB会員武井輝雄さんから第15回オロペサ会展(絵画展)の開催案内を戴いた。

 オロペサ会は武井さんが主幹し、会員は23名 最高年齢は95歳(女性)で北は山形県 南は山口県と全国にまたがり平均年齢は70歳前後です。オロペサは天正12年大友宗麟ほか九州キリシタン大名から送られた4名の少年遣欧使節一行が宿泊したスペインの小さい町の名前で、平成8年10月海外写生会で宿泊し、印象が強く会の名前をオロペサ会と決め以後15年間展覧会で使用しているそうです。

 会場は東京 中央区京橋で会場付近はギャラリー、古美術のお店が多く曾て画廊村といわれ東京でも特別な所でした。武井さんに会場で作品・作者について、全作品の説明を受けました。最高年齢の方の作品は絵全体が力強いタッチで描かれ年齢を感じさせない作品でした。武井さんの作品はフランス南西部アルビの宿泊したホテルと川を描いた作品で繊細なタッチでまるで画面から水音が聴こえてくるように感じました。

 オロペサ会では、1年置きの海外写生会で北スペイン巡礼の路、イタリアトスカーナ地方、フランス南西部等に行っていましたが年齢の事もあり、国内写生旅行に切り替えたそうです。又、武井さんは平成9年11月23日、NHK教育番組「こころの時代」に洋画家 宮芳平氏について 竹中同志社大学教授との対談が全国放送されました。

 武井さんは80歳になられたそうですが絵に向かう情熱は年齢を感じさせない若々しさを感じました。

 私は絵画の事は詳しく分かりませんが芸術作品に接し、何かすがすがしい気持ちで帰りの電車に乗りました。

/以上

オロペサ会展 入り口で武井さん
自作の絵画と 武井さん
展覧会場の一部

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