氏 名
小林 則雄
 所 属
東燃清水OB会
 掲 載 日
平成24年06月29日
表 題

 二泊三日戸隠探鳥の記

本   文 


6月3日未明、清水を出発。新東名開通で長野へ行くのも幾分楽になった。

  いつもの戸隠植物園からの定例コース。いつ来てもみどりケ池からみる戸隠の山々は美しい。この池の周辺は、アカゲラ、コムクドリ、ニュウナイスズメらのベットタウンだ。

 園内で毎日のように出勤前にご夫婦で来ているというCさんと再会。戸隠の様子や営巣の情報などを教えていただく。うらやましくなるほどの情報量に驚く。

 本日のハイライト。オオアカゲラが巣立ちするからと携帯がなった。いそいで行ってみると、巣立ちした直後だった。天候急変で雷鳴轟き激しい雨。多くのギャラリーが雨宿りしながら巣立ちした若鳥の心配をした。夜は、野鳥仲間のラーメン屋で久しぶりの邂逅を楽しむ。早々に引き揚げ、翌朝に備える。

 二日目、日の出前に起床。園内は木道でとっても歩きやすい。1~2時間/Km位のペースで鳥を見ながら散策。今日は、写真にはできなかったがクロツグミをじっくりと観察することができた。水芭蕉の陰で見失ってしまったのは残念。一杯のインスタント味噌汁を二人で分けながら朝食をとる。今年は、アカショウビンの来訪が遅れているらしい。そのせいか、でっかいレンズを持ったカメラマンが心なしか少ない。園内一回りして、遅昼になったので引き上げる。途中、地元で人気の戸隠そば屋に寄る。とくにそば湯がとっても濃厚で旨かった。

 ホテルで仮眠。夕方からマレットゴルフ場へ行く。夕方なので人も少ない。刈ったばかりの芝がとっても綺麗。懐かしい方々と挨拶しながら一ラウンド半回る。

 三日目、前日同様、日の出前出発。途中でタヌキに合う。いつものように園内を散策。木道の下からイタチらしき動物がひょっこり現れで草むらに餌をもとめて行ってしまった。自作のデジスコでアカゲラの撮影に挑戦するがなかなかタイミングがうまく合わない。隣では機関銃よろしく連続シャッターの音がする。初日にみたオオアカゲラの巣は、アカゲラとコムクドリが分捕り合戦をしていた。どうやらコムクドリに軍配のようだ。

 チェックアウトぎりぎりにホテルにもどる。カウンターで「疲れちゃった。どこかで昼寝したい位・・・」とぼやいたら、12時までお部屋でどうぞとのこと。これに甘えて暫しベットで仮眠。

 キビタキ、オオアカゲラ、アカゲラ、コサメビタキ、ミソサザイ、アオジ、アカハラ、ノジコ、クロツグミ、カケス、ニュウナイスズメ、コムクドリ、ヤマガラ、イカル他を見ることができた。

次回は、いつになるか・・・

以上  

外をうかがうアカゲラ
アカハラ
戸隠植物園で
大好きなミソサザイ

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