私のウオーキングコースの一つ和歌山城で、今が見頃の2種類の花、①和歌山公園菊花展と、②紅葉谷のキイジョウロウホトトギス(紀伊上臈杜鵑草)について紹介します。
① 菊花展は今月24日(月)から来月20日(日)まで、和歌山城表坂登り口前広場で、菊約400鉢が展示、販売されています。これは『和歌山菊の会』の人達が丹精込めて育てたもので、華やいだ雰囲気の中、毎年多くの観光客や散歩の人達を楽しませています。今年は夏が長かったので、開花が少し遅れているように感じられます。(写真1~3)
② キイジョウロウホトトギスとは、鳥のような名前ですが鳥ではなく、紀伊半島南部に多く自生していた山野草で、近年乱獲等で数が減り、絶滅危惧植物に指定されており、和歌山城紅葉谷橋下の岩場で、優雅な姿を見ることが出来ます。
日蔭の岩場などに自生するユリ科の多年草で、草丈1㍍ほどに垂れ下がり、釣り鐘状の黄色い花が、上臈(女官)のようなホトトギスということで、つけられた名前だそうで『山里の貴婦人』とも呼ばれる美しい貴重な花で、11月上旬頃までが見頃との係員の話です。(写真4~6)
皆様ものどかな秋の一日、和歌山城公園と紅葉谷へ、散歩がてら見にいらっしゃいませんか。
以上
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