喜寿を迎えて

　この度、第２５回東燃化学ＯＢ会総会に於いて、喜寿のお祝いをいただきました。
有難うございました。厚く御礼申し上げます。

　思い返すと、昭和２８年４月東燃和歌山工場で社会人の第一歩を踏み出して以来、昭和３６年４月東燃石油化学へ転勤を命じられ、取るものもとりあえずに本社に転勤したのが昨日のようです。以来川崎工場勤務、そして５０歳代にはトープレンの千葉工場などへの出向を経て、定年まで勤め終えることができました。

　その間、石炭から石油へのエネルギーの転換～高度成長～バブルの崩壊～デフレの時代と経済情勢は激しく変わりましたが、東燃化学は情勢によく対応し発展してきました。
お蔭をもちまして、私も前向きに勤めることができ、幸せだったと感謝しております。

　定年になって、「現役の時にはできなったことを楽しもう」と思い、ゆとりある旅をはじめました。フェリーでのちょっと長い海の旅、車に寝泊まりしながらの北海道巡り、外国の旅などを楽しみました。山登りも若い頃のように駆け登ることは無理なので、今はフィトンチッドをいっぱい吸ってハイキングをしています。

　また、定年後に始めた仏像彫刻もコツコツと楽しんでいます。

　終りに、東燃グループのますますの発展と皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

添付写真
　１．巾着田にて　　私
　２．釈迦如来坐像　　　　材質　ヒバ
　　　総　丈　１尺２寸　　像高　４寸５分

　　　　以上