氏 名
橋本 昌明
 所 属
東燃総研OB会
 掲 載 日
平成24年11月06日
表 題

 太極拳のすすめ

本   文 


 小生は還暦を迎えた頃、腰痛に悩んでいました。若い頃は硬式テニス、少年野球コーチ&審判などを楽しんでいたものの、中高年になってからは日頃の運動不足を痛感していました。何か手頃にできる運動はないか探索していたころ、妹夫婦から太極拳を勧められ、地元公民館の太極拳クラブに入会し5年になります。

 毎週水曜日晩2時間20人程の仲間とNPO法人太極拳友好協会TFA(http://www.t-f-a.org/)から派遣される指導者のもと熱心に練習に励んでおり、11月地元文化祭で表演します。

 太極には大宇宙という意味があり、円を描くようなゆったりとした太極拳の動きは自然に逆らわず、姿勢とバランスを最も大切にする動きで心身に安らぎをもたらしてくれます。
 最近、中高年(特に女性)に人気があり、公園などでも練習風景を見かけ、小生も朝晩、散歩の途中に、時々公園で一人練習をしています。

 太極拳の動きには理論的に開発された型があります。その型を習得するのに2~3年、自分で動けるまで5~6年、考えて動くのに10年といわれる奥深い運動です。継続は力となります。

 太極拳の効果として下記事項が挙げられ、長く続けられる健康法としておすすめ致します。

1.健康作りの基本で、心の安定をさせることができる。
2.深い呼吸で、元気な体を作る。(逆腹式呼吸)
3.ゆっくり動いて、バランスを整える。

 なお、太極拳の他、公民館で料理教室、社会人セミナー企画委員、図書館で読書、音楽鑑賞、大学で公開講座などを楽しんでいます。最近のニュースによると認知症が300万人、65歳以上では10人に一人が認知症といわれ、今後高齢化進展に伴い急増が懸念されます。まず健康第一の心構えで心身とも元気に人生を楽しみたいと思います。

以上 

   
 
太極拳練習風景 中央後方(左から6人目)
 
     
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