長野在住11年半、その間に覚えたものに探鳥がある。家内の記録によれば、多い年には年間50日を超えるほど戸隠に出かけたとある。
清水に戻って二年半。自分ながらの体験をもとに鳥を探しに近在の公園や野原を歩いている。大概は、幸運の女神さまを自他ともに認める家内と一緒である。最近でこそ、最初に私が見つけることもあるが、たいがいは、まず先に家内が見つけて、教えてもらってから見るということがまだまだ多い。探鳥の合間に青空の下でお茶を沸かし、インスタントみそ汁とお握りの昼食も、また何物にも代えがたい楽しみでもある。
昨年の11月の仕事も終わって時間がたっぷり出来た。探鳥にベストのシーズンに仕事があって出かけられなかったことも多々あった。さぁ時間はできたぞ・・・と、最近では出勤するがごとく出かけて行くようになった。
今年に入ってすでに30回を超える。この寒い冬空に、物好きだねぇ・・・と笑われそうだが、止められない。探鳥仲間も増えた。みんなリタイヤ組で負けず劣らず「きじるし探鳥組」だ。奥さんの介護の合間に息抜きに・・・という方も、また家にこもるよりもと・・・と連日通っている方が多い。
秘密の探鳥スポットも幾つかできた。鳥の保護のために、探鳥スポットは原則として公開しないのがマナーとなっている。去年、見つけたポイントにまた今年も現れるか・・・楽しみの一つだ。暫くはきじるし則ちゃん探鳥会が続きそうである。
以上