ニュージーランド北島のワイヒは、金鉱の街です。1880年代から、金の街として栄えてきました。街から遠くない露天掘りの金山マーサは、遠い径で約900m、近い径で約700m、深さ260mの露天掘りで出来た巨大な穴です。
鉱脈は、雲母の層で写真の灰色の部分です。採掘用トラック1台分の鉱石90トンから250gの金と2500gの銀が精錬されるとか。
廃石のスリラーは、写真2の貯蔵池2ヶに蓄積されてゆきます。中間にある所が、精錬所です。マーサ金山は、1987年から開発が始まり2014年に廃鉱となる予定で、跡地は街の貯水池と公園に転換されます。
写真1 露天掘りしているマーサ金山(写真2枚を中央で結合)
写真2 マーサ金山と精錬所と廃石処理池(資料の航空写真をスキャン)
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