二十年毎に行われる式年遷宮は、神の常若と祭祀の継承、造営・御装束神宝等の技術継承のためと言われています。約八年かけて準備された遷御は、10月2日に内宮で、10月5日に外宮で執り行われました。
お参りは外宮、内宮の順にするのが慣わしです。10月30日にお参りしましたが、予想通り多くの参拝客で長い列が出来ていました。
その一部を写真でご紹介します。
写真−1 遷御された後の外宮の正宮
二十年の年月を感じる茅葺と神の移られた後の社
写真−2 新たな正宮
平日でしたが大勢の参拝客でした。
写真−3 内宮の正宮、石段下での撮影しか許されません。
写真−4 荒祭宮
六別宮の一社です。左のシートで覆われているところは旧社です。
写真−5 昔はこの二見浦の浜で身を清めてから伊勢神宮に参拝する慣わしだったそうです。
遷宮の際の古い御装束神宝の多くは、神のものとして昔は人目に当たらぬよう土中に埋め、社の木材は宇治橋の架け替えなどに用いるそうです。