大寒過ぎの1月23日、栃木県日光市の女峰山の麓、標高1500m付近の「雲竜渓谷」に出来る氷柱・氷瀑を見に行って来ました。
早朝、日光山輪王寺脇の稲荷川沿いの林道を入り雲竜渓谷登山口(標高936m)に車を止め、雪の積もった林道と河原を約1.5時間上流に歩き「雲竜渓谷」に到着(写真1)。
渓谷入口で出迎えたのは、パウダースノーを纏った横長の氷瀑でした(写真2)。
更に進むと崖から垂れ下がる氷柱群、気温が上昇し氷柱が落下した際の大きな音には驚かされましたが、河原まで繋がった巨大氷柱の青色を帯びた輝きは神秘的でした (写真3,4,5)。
渓谷最奥の「雲竜瀑」は、氷瀑の高さ幅ともスケールが大きくて圧倒されると共に、青白く輝く氷の美しさに時間の過ぎるのを忘れて眺めてしまいました(写真6)。
天候にも恵まれ、日光山中で神秘的な氷の世界を堪能することができました。
写真1 雲竜渓谷入口付近の景色(河原右奥に写真2の氷爆)
写真2 渓谷入口の氷瀑
写真3 渓谷中央の氷柱群
写真4 落下しそうな氷柱
写真5 神秘的な巨大氷柱(高さ約10m)
写真6 渓谷最奥の大氷瀑(高さ約75m、下に写った登山者が小さい)
以上