夜来の雨も出発時には上がり、東燃清水OB会恒例のバス旅行は、一路世界文化遺産の富士山へ向けてサロンバスを走らせた。
まずは全国1300の浅間神社で最初に作られたという山宮浅間神社。噴火する富士山を遥拝するために作られた神社。本殿も拝殿も無くただご神体の富士山を拝む、神社本来の形式。しかし残念ながら富士山は雲の中。
続けて訪れたのは白糸の滝。溶岩の隙間から湧き出す水は、毎時約5400トンと聞いて、5000キロタンクを連想する一同。
山梨県の河口浅間神社では、県指定天然記念物の7本スギ、樹齢1200年に人の命のはかなさを実感。ただ口を開けて仰ぎ見る。
昼食は河口湖畔の食堂で豪華な五目釜飯。バスの中で充分飲んだのに、ここでもまたビール。ひとりコップ1杯程度に抑えているのは、さすが前・後期高齢者群。
おなかがふくれて訪れたのは、富士講の拠点だった北口本宮冨士浅間神社。江戸時代、最も栄えた神社。3代の本殿が保存され何れも重要文化財に指定されている。
最後に東口本宮冨士浅間神社に参って博物館で富士講の歴史を学ぶ。
都合4社の浅間神社にお参りし、それぞれ何かをお礼し何事かをお願いした。これで今年一年は安泰。めでたしめでたし。
以上