何の事か判りますか?食用される筍(竹の子)の美味しい順番の云い伝えだそうです。
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デミョウ |
:大名竹(唐竹、業平竹等) 注:鹿児島や関東では大名竹と呼んでいる。 |
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コサン |
:枯山竹(布袋竹、五三竹等) |
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カラ |
:カラ竹(淡竹、真竹等) |
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モソ |
:孟宗竹 |
大名竹の筍は食べた事が有りませんが、布袋竹はやや細く薄黄色で柔らかく美味、淡竹は甘くてくせが無く美味、真竹は株に少し苦味があります。孟宗竹は御存じの味で、早春に採れますが、他の筍の旬は田植えの頃で、淡竹や真竹は産直市場か道の駅等で売っていますが、期間が短くなかなか手に入りません。因みに私が好きな筍は淡竹です。
筍と云えば一般に孟宗竹で、黒子と白子(シロコ)が有り文字どおり皮の色を表し、白子は株と肉の色が更に白く、軽くゆでただけで食べられる柔らかさで、100本に1本しか採れず、キロ¥3.000と高価で高級料理屋向けです。京都府乙訓(おとくに)の白子が有名ですが、和歌山市山東の筍、白子も負けず劣らず、柔らかく味が良いので有名です。
知り合いの山東の農家の方から、春になると「農業の跡継ぎが無く、手が回らないので、欲しいだけ掘って持って帰りや」と電話を戴くので、家内と一緒に掘って持ち帰り、知人や近所にお裾分けしています。年によっては先客(猪)に先を越される場合が有ります。 お陰で筍の掘り方、鍬の使い方や筍についての知識を得る事が出来ました。
以上