氏 名
 加藤 浩二
 所 属
東燃川崎OB会
 掲 載 日
平成26年07月16日
表 題

 俳句便り-26

本   文 

 1. 青梅と少女は毒を秘めたるや

 2. 薔薇といふ花に潜みし魑魅魍魎

 3. 無医村の一軒酒屋夏灯し

 4. 幾たりの妖精もゐて誘蛾灯

 5. 此の先は桜田門ぞ夜盗虫(よとうむし)

 6. 六月の浮木(ふぼく)に乗りて猫逝けり

  六月に飼い猫が肺がんで死にました。手術もし抗がん剤も投与しましたが、癌が見つかってから三ヶ月でした。12歳で、長年共に暮らしていたので淋しいものです。因みに猫は抗がん剤で禿げませんでした。

以上 

       
 
青梅
 
薔薇
 
夏灯し
 
             
       
 
誘蛾灯
 
夜盗虫
 
六月
 
             
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