2月1日に自宅を出発、7泊8日のニュージーランド旅行に行ってきました。出発から25時間でクィーンズタウンに到着。そこから車で5時間。今回、私が感動した「ミルフォードサウンドクルーズ」に絞って紹介させていただきます。
場所はニュージーランドの南島の西部に広がるフィヨルドの海で、海面から断崖絶壁がそそり立つ迫力の景観は、約1万5千年前の氷河が造り出したものだそうです。ここは雨が多く、クルーズツアーが昨日も中止になったと聞き、祈るような気持ちでツアーに臨みました。
この日も、バスでホテルを出発する時は土砂降りの雨で落ち込みましたが、現地に近づくにつれて天候が回復し、最後のトンネルを抜けたら快晴で、観客から一斉に歓声があがりました。聞くところによると雨の後のミルフォードサウンド観光は最高だそうです。
氷河が削った台地(写真①)や、谷底(写真②)は雨に洗われ、太陽に輝いてまぶしく、降雨を集めて落ちる滝は、心が洗われるような感動を覚えました。
写真③の三角の山はマイター・ピークで標高は1,682m、海からそそり立つ高さでは世界一だと言う。昼食のあと展望デッキに上がったら、強風にびっくり。船は外海(タスマン海)に出る直前でUターンしました。
途中、落差155mのスターリング滝(写真⑤.若返りの滝)のしぶきを浴びて5歳若返り気分は最高。又、ボーウェンの滝(写真⑥)は落差160m。滝の裏側で取水して飲料水や発電に利用しているそうです。
旅行前に心配した治安も問題なく、料理も美味しいし、大自然を堪能できました。2011年の「NZ地震」以降、日本からの観光客が激減しているそうですが、関空発の直行便ができればもう一度訪ねたいです。
以上